先週月曜日に受けた内視鏡による上部消化器の検査結果を聞いてきました。結果は「治療対象ではありません」とのこと。曖昧な表現ですが、加齢によって細胞組織が癌化する可能性は等しく負っているとか。主治医のＹ医師によるとそれが１０年から３０年かけて、病変と見なされる大きさまで「成長」する。それまでの異常にまで疑ってかかれば、大変なことになるので治療対象にはならないのだとか。逆に言えば、癌と診断されまでに他の病気又は病以外で亡くなるケースも沢山おられるでしょう。
内視鏡検査で怪しいと見たら組織を採って検査、病気の進行度によって内視鏡術（ＥＳＤ）、開腹術または抗がん剤や放射線治療を行います。愚僧は、以前に咽喉と食道のＥＳＤを二カ所受けていますので、本日は耳鼻咽喉科と消化器内科をそれぞれ受診し先週受けた検査の結果をお聞きしてきました。その結果が「治療対象外」ということでした。
主治医に言わせると、咽喉も食道も同じ器官だから治療方法としては同じとか。と言うことで、耳鼻咽喉科も受診していますが、総合的な判断は消化器内科のＹ先生がなさいます。ただし、もう来なくても良いとは言ってもらえず次回の検査の予約もしてきました。
大凡半年に一度の検査です。受けてみて安心ですが、検査から結果までの間は大げさに言えばまな板の鯉状態です。春に受けた前回ではこれが二週間ありましたが、今回からは一週間にしていただいています。２年半前に宣告された時は死んだ気でいましたが、生きながらえるともう少しと思うのは欲深いのでしょうか。
秋期検査
コロリとも 思えどもなお 秋はない ＜偐山頭火＞
