河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

こんなGOTO補助制度もあって良いのでは

 癌の発症者や死亡者数の統計的数字を持っておりません。しかし、罹患者数や重傷者が何人になったと連日新聞の「花見情報欄」や「スキー場積雪情報」の如く出ているコロナ患者よりは多いのではないでしょうか。耐えるコロナ禍とも言われるこの時期に、GOTO癌検診もある意味では有効な公金のバラ撒きかとも。
 検査用食事

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 と云うわけでも無いのですが、本日は自宅近くの内視鏡専門クリニックでの下部消化器内視鏡検査。平たく言うと「大腸癌検診」でした。前日昼からの検査食、当日は5時に起きて下剤を調合します。出来上がった下剤1500ミリリットルと水750ミリリットルを約一時間で飲みます。クライマックスになると、便座に篭城状態です。で、検査準備は完了、9時から内視鏡を突っ込み(?)小腸近くの上行結腸のポリープをコールドスネアポリペクトミー(CSP)という方法ではぎ取ります。さらに少し下にある比較的大きな大腸ポリープを内視鏡的粘膜切除術(EMR)ではぎ取りクリップで止血しました。時間にして3分という術で、最後に院長から講評に近いお言葉を伺います。
 ポリープの説明資料より

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 その後待合で待機していると、検査に立ち会った看護師から詳しい生活指導等を受けて終了です。この結果は、消化器内科(食道癌、咽頭癌)で御世話になっている「O病院のY先生」にも送付されます。いわゆる「病診連携」ですね。O病院でも下部消化器検査は出来るのですが、大量の下剤と水による反撃を受けつつの通院が大変ですので、病診連携にして頂いております。最終結果は、検体の報告待ちということですが、以前の消化器癌はこの連携で即入院となって救急搬送されましたので、それほどでも無いのだろうと思っています。先生からは毎年の検査を勧められました「お歳ですから・・・」と。

 クリップで 止めておいたよ 大腸壁  <偐山頭火