河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

パソコンを持たないという超新世代

 コロナ騒動で在宅ワークを**パーセント以上とか云われています。愚僧は約40年ほど前に自前でパソコンを買って、時に持ち帰って仕事をした事がありました。ある作業で、土日と自宅で作業をしたものの完成せず。まだ少し手間がかかるので、自宅で続けて作業をすると事務所へ電話をかけます。翌日に成果品を持って出社しても、「フロッピー」というペラペラのフイルム一枚。本当に仕事していたの・・・の目線で背中を刺されました。
 1987年頃の在宅勤務中では無いが自宅です(毎日新聞より)

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 そんな、在宅ワークの様な経験があります。今回のコロナでは「在宅ワーク」という言葉の説明も無しに、**パーセントで実施と当たり前の如く記事が並んでいます。隔世の感があると感心していたら、愚息からため息が伝わってきました。
 とある 今風の在宅勤務

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 彼の職場もお上の声がけだけでは無く、職場の保全というか職員の罹患を避ける意味で在宅ワークをしているそうです。彼の場合自宅では、事務服に着替えて自室でノートで仕事をしているとか。その彼の、職場で若い連中からあがった声が「パソコンがありません」という。聞けば、卒論を書いたらパソコンなんて不要になったので処分したとか、元々持っていなかったとか。
 コロナが追い風の会社も

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 実社会では今回のコロナ騒動がない場合は「スマートホン」で十分でした。デスクに座ればノート型が一人一台当然のように付いてくる。職責によっては業務用スマートホンやタブレットも付いてくる。と、なると個人のパソコンなんて不要・不急でした。しかし、「急」に必「要」となった若い職員はノート型を買いに走ったそうです。彼らの十万円給付は、作業用パソコンの購入費の一部に消えるのかな。時代は進化してモノの陳腐化も進化しますが、新しいモノも作り続けて来ました。時にそれが災いであっても、それを乗り越えるのが文明というモノなのでしょう。コロナ騒動はどの様な「モノ」「価値観」を置き土産にしてくれるのでしょうか。
 これでも仕事は出来るスマートホンとタブレット

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 在宅が おかしいから 当たり前 <偐山頭火