今月のお参りは昨日でしたので、正に月初と云えます。「例月参り」「月命日参り」「祥月命日参り」や年初、お盆そしてお彼岸とあれこれにつけて先祖参りが多いことでしょう。ある仏教系の宗教法人によると、月参りは、故人の月々の命日に寺院から僧侶に来てもらい、家族で供養を行うことを言います。月命日の法要のことを言います。とありますので、愚僧の場合は月初に月命日参りをしているのでしょう。
槇より麦酒と親父は喜ぶで
何時もの花屋さんで「槇」を求めようと立ち寄りするも、臨時休業との張り紙です。他店でも良いが、日持ちの云い槇ですので開店まで待ってやろうと墓へ直行です。その前に槇の埋め合わせと、何時もなら小さな缶麦酒を普通サイズに変更。親父にしては異存の無い所でしょう。外出自粛の影響か、月初の墓参りも少し少なめな気もします。あの世からは、我々のコロナ騒動どう見えているのでしょうか。
お寺の掲示板です
帰路何時ものお寺の山門脇の掲示板には、写真の掲示が貼られています。本山からのMsgには
○必要なモノは他人と分かち合おう
○根拠の無い情報に振り回されない
○偏見や差別を持たない
そしてお寺からのMsgとして
○私のいのちと他人のいのちを大切にしよう
と纏めてあります。
同アップ
政治家の口からは、コロナとの戦は第三次世界大戦、マスク二枚でコロナと戦う、お金をただまけば良いのだ等々・・・どれも正しい策に思えるが、心を揺り動かすメッセージが伝わってこない、なぜか空虚な論争を招いているだけのような言葉が発せられています。
閉門も仕方が無いが・・・
この状況下こそ「心を揺り動かす」メッセージが求められいるような気がします。政治家は金と権力を握るキーパーソンですが、心のキーパーソンと云える宗教界からの発せられるメッセージが乏しいような気がします。山門を閉鎖します・・・以外にも何か有るのでは。
夕立や お地蔵さんも わたしもずぶぬれ 種田山頭火
コロナや お地蔵様が 被っている 偐山頭火
追記
高野山真言宗総本山金剛峯寺では、3日新型コロナウイルスにで亡くなった方の追悼と早期収束祈願法会を営んだとの報道がありました。追記として報告します。