河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

西吉野へ行こう

 昨年も一昨年もこの時期に西吉野へ出掛けています。目的は柿を買いに行くことですが、今年はCoronaに柿渋が効くとの奈良県立大学の話題(その後は音沙汰無し)もありことさらその気にもなります。同行者が御所の一言さんに用事があるというので、愚僧は千年以上生命を育んでいるという公孫樹の下で暫し待機。
 蘇った公孫樹は逞しさが増した

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 少しロングで撮影すると、さすがは葛城山は千古の公孫樹も呑み込まんばかりでした。

 葛城山とご一緒だと

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  さて、山麓バイパスを最後まで走ると五條の中心部に出ます。吉野川を渡り五新線と云われた幻の鉄路沿いに10分も走り、再び吉野川を渡るとそこは柿の山やま。夜間ライトアップすると燃える山にも見えそう。
 柿で燃える山

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 柿の山を右に左に見て暫く走ると選果場です。山と積まれて、と想像すると大いなる外れ。大量の柿は既にトラックに積み込まれて出荷された跡。残る少々難ものを我々庶民は安く手にすることができるわけです。七ー八数個入りが痛み具合により300円から500円で販売されています。全部で六袋程度購入しても2000円少々という買い物です。柿を買うだけと言えばガソリン等を計算すると安いものでは無いですが、序でに気分転換が出来たと思えば安い買い物です、加えて友人知人にも喜んでいただける。
 倉庫の片隅に難物を積んでいます

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 さて、この辺りで休息と云えば賀名生皇居跡です。途中のコンビニで購入したお握りを駐車場で戴き暫し散策。少し雰囲気が違うと思うが、何がどうのこうのとは分からないまま、皇居跡へ行くと、レストランに変身でした。ランチ、喫茶そしてディナーもと書かれていますが、この手のものにあまり関心が無いので見ている振りして何も覚えていません。大阪城内にレストランが出来るのですから、南朝の皇居跡に同様の施設が出来てもおかしくはありません。
 のれんが掛かった皇居跡

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 南朝3代云々と言うが、書くと長くなり間違いも生じますので看板写真でご勘弁をお願いします。なお、リンクも張っておきます。
 賀名生皇居等説明板

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 帰路御所市でお酒をと思い葛城酒蔵へ立ち寄るも休日。今月末にお招きしてある賓客用と正月用のお酒にと考えていたが当てが外れました。百楽門と云いますが、幾らでも時間があるので又の機会にしましょう。
 葛城酒蔵

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 柿喰えば 南北朝に さかのぼらん <偐山頭火