河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

柴又帝釈天へ行ったつもり

 大凡40年来の友人G氏のブログを拝見していたら、近隣散歩で葛飾柴又へ行ったとの記事が掲載されていました。懐かしさのあまりつい行ったつもりになって、バーチャル散歩としました。初回は、1998年頃だったと思います。
 高木屋老舗(寅シリーズで撮影拠点のだんご屋)

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 この時は若草読書会A氏のご案内で、柴又の帝釈天参道、題教寺、矢切の渡し等々を見学しました。高木屋では山田組若手の助監督らしき人達が「絵コンテ」を書きながらあれこれやり取りされている様子を拝見しています。
 往時の矢切の渡し

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 二回目は2011年でした。これはブログに記録が残っていますが、G氏と奥様のご案内で更に柴又を探求した覚えがあります。特に奥様は題教寺の彫刻の見方、柴又駅では座る場所を探してくださるなど。あれこれご配慮いただいた思い出があります。
 寅さんの像が出来ていました

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 題教寺の彫刻

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 加えて、江戸のうなぎ屋までご接待いただいたのが良い思い出です。愚僧がうなぎ好きなことをG氏よりお聞きになって、特上の店とうなぎをご手配いただきました。愚僧、長いものに巻かれるのが大好きで、先の山辺の道もむなぎに釣られて輪行したとおりです。

 最近のG氏とのやり取りは、お互いに記事を見る程度。あれこれコメントと言うことをしなくても通じ合えるもの、いわばお互いの存在確認のようなことです。しかし、柴又となるとそうは行きません、コメントを書き込んだら写真が送られて来たと云うことでバーチャル散歩が成立した次第です。では、しばし、柴又観光を。
 柴又駅付近は改装中のようで、奥様似のさくらの像も出来ています

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 帝釈天参道入口

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 題教寺と門前街(少し寂しそうですね)

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 矢切の渡し

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 近い将来に再び柴又を散策したいものです。勿論G氏ご夫妻と共々。

 友の顔 寅にも見えて さくらもか  <偐山頭火