変なタイトルですね、旅行そのものはコロナ中に奈良奥山と叡山に旅していますので、今さら練習でも無いです。しかし、愚妻の病と愚僧の手術後と云うと真に練習であります。食が進まないという愚妻には、上げ膳据え膳なら如何どうだ、杖を外した愚僧には運転とホテル内いの移動はよき練習です。
大和郡山で義姉の墓参 萬福寺
宿は橿原ロイヤルホテル。和食レストランが休日でフランス料理とか。おかげで、八階のレストランからは二上山と畝傍山に落日を見ながらの夕食は、ダイヤモンドヘッドの夕景眺めて食する雰囲気に似ています。ハワイとの違いはホテル屋上から二上山目がけて飛ぶ白鳥（うそ）が、近くにある日本武尊の御陵から、羽曳野にある終の御陵を目指して飛翔する姿を思い浮かべます。大和尊陵は亀山市郊外の能褒野王陵にもあります。
夕景の二上山と畝傍山
部屋の換気兼冷房装置の定期的に鳴る騒音に悩まされましたが、解決策は意外にも事前のサービスで入れてあった冷房装置の出力モードを下げることで解決。一緒に悩んでくれた宿の職員にメモを残しておきました。朝食はビッフェスタイルですが、何処にこんなに客がいたのと驚きです。多分朝食ノミの客が多いと言うことなんでしょうか。新鮮な野菜たっぷりいただき、昨夜のアルコール処理の足しに。
近鉄の広軌（写真 橿原線）と狭軌（吉野線）が交差する橿原神宮前駅
朝食を済ませたら土曜日にやって来るという摂州の孫達への土産を買いに山麓バイパスを目指します。途中御所にある大和尊陵を見学するの手ですが、この熱さでは折角ののんびり旅行も台無しになりますので、山麓バイパス目差して直行です。
孫達との会食は焼肉とメニューは決まっている様なので、添える野菜類と子どもが好きな薩摩芋を求めます。そうそう仏壇の槙もついで買い、と云うと叱られますね。仕上げは「中将餅」と当麻寺門前を目指しましたが、写真でご覧のとおり「夏休み」でした。夏休みは存じていましたが、7月中旬からお盆前までと思っていました、今年は期間が長いのでしょうか。買いに来た客に「お前らものんびりしいや･･･」と告知されている様なお知らせですね。ならば、早く帰ってのんびりするかと、前日午後発・翌日午前着の訓練旅行の幕としましょう。
中将餅は来月までおあずけ
西へ飛ぶ 羽やすめなき 白鳥の ＜偐山頭火
