河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

智麻呂師墓参

 羽曳野市駒ヶ谷にある、愚僧の所属する若草読書会主宰者だったともいえる智麻呂師のお墓参りに。どうしても伝えたいことがあって行くのだが、よく考えるとあの世から全てご覧になっている師は既にご存じかもしれないが、自分なりに報告とした次第。
 緑深い山

 この山の頂に、はびきの中央霊園があります。どう考えても羽曳野市の北東端にあるのだが志というか、強引というか中央らしい。薄らと見える電柱と電線をなぞると霊園にたどり着きます。写真では見えないが周囲はハウス栽培のデラウエアーの葡萄山地です。ハウスの中まで覗く迄もなく花が散った房がぶら下がっている様子が見えます。これからジベラ処理という種抜きをして早めに出荷すると良い儲けになります。
 山頂は花盛り

 下からは見えませんが山頂も花盛りです。要所ようしょに植栽されていて雰囲気作りになっています。毎度ドアが閉まってトイレ騒動を巻き起こしていた休息所も火曜日とあって開いていて難儀しなくてすみそうです。
 2017年に建てられたという共同墓地

 キリスト教団大阪教区にも共同墓地があったはずなので、小阪教会の共同墓地が出来るまでに教区に納められていたお骨は新しい墓に移されているか。移されていようが無かろうが、いずれにしても教会の墓地なのでどちらに入ろうとも同じ墓に葬られていることになる。何方が入っていようとも、愚僧が拝めば智麻呂さんを拝んでいることになるのだろう。今回は故あって「なむあみだぶつ」は止めて「合掌」のみとしました。
 裾の羽曳野市運動広場でも花

 以前もお話をしたことがある愚僧に縁がある運動広場を覗くと花盛りです。本日は冬に戻った様な気温ですので、花も少々場違いな感じでもありました。智麻呂師にはこの世の出来事を報告したつもりでしたが、当初に記したようにあの世では既に既成事実としてご存じな事を伝えに行った愚僧が馬鹿げて見える墓参でした。

 我こそが 真っ先にとは 愚の骨頂  <偐山頭火