河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

自分の時間は流しの草刈り

 諸行事が終わり自分の時間が来たと思えば昨日は好天、土日がウソの様な夏日と真夏日が連日です。お天気ニュースの受け売りですが「夏日・真夏日」と「猛暑日」は熟語として造られた時代が違うそうで、次は「酷暑日」でしょうか。昨日奈良市内での草刈りを終えた流しの草刈りは、次は頼まれモノの河内小阪駅前まで多少の時間があるので、依頼人がくれたミカンの樹に関係のある田島間守のゆかりの垂仁天皇陵へバイク行です。
 垂仁天皇

 田島間守の追葬の小島

 ボランティアの作った橘園

 愚僧宅の橘(河内晩柑

 唐招提寺山門


 いつも門前で「ここに自転車を置くな」とど怒鳴るガードマンもコロナ効果でリストラのようです。シルバー世代云々と仕事をダンピングせず、若者に譲るのも世の習いにしよう。しかし、年金も心細いという意見には半分くらいだけ同調します。

  唐招提寺薬師寺間の西都銀座かな

 薬師寺北門 與楽門(よらくもん)辺りも綺麗に改修されています、これもコロナ効果で出来た事業でしょうか。両寺間に銀座通りの様にに並ぶにわか創業の「二八蕎麦」や「**団子」も勢いが無いですね。京都と違って、分散型チラホラ観光地故に群衆が集まるという所が無いせいでしょう。

 休ヶ岡八幡宮薬師寺の鎮守社です


 寺作りの休憩所だったのでしょうか。でもないくらい、酒樽が積んでありました。宮大工の大宴会が出来そうです。

 秋篠川を走り戻りました


 秋篠川堤からは薬師寺の東西の塔がスイングしています。観光客は駐車場がガラガラという様子、これでいいのだとも思います。信心だけとは言いませんが闇雲に観光客がゾロゾロというのもおかしな感じです。

 秋篠川対岸を走り車を置いた平城宮跡に戻る

 川と離れて平城宮跡に。朱雀門が見えてきました。かつては前に積水化学の工場があって少々見苦しい場所でしたが、今はすっきりしています。そしてここも、すっきりしすぎるくらい空いています。愚僧は「平宗」で柿の葉寿司を求めます。
 では、ボチボチ車に小径バイクを積み込んで帰ることに。これから先の時間には元天皇夫妻が来るとかで警備が五月蠅いことでしょう。サミット期間くらい辛抱したれよと思うのは、警官ばかりでは無いでしょう。愚僧は河内小阪で散髪屋の畑の草刈りが待っている・・・少々疲れる

 出たがりか 皇位譲れば じっとしろ  <行先無山頭火