原爆症を病む芸者、「夢千代」の湯村温泉での生活をを綴った夢千代日記の舞台が湯村温泉。春来川畔に大小の旅館が建ち並ぶ温泉街だ。国道9号沿いに突然現れる。
今回の旅館は「井づつや」、ひときわ豪華な旅館だ。浴室も多様な取りそろえで、客の我が儘を許してくれる。手の込んだ料理も客の心を満たして余りある。
中には露天を設えた部屋もあり、客を喜ばせる。これも、豊富な湯量がなせる業か。加えて98度という源泉は湯村温泉の特徴だ。「井づつや」もこの圧倒的な湯量をもって客を満足させてくれる。
明日は「荒湯」に出かけることにしよう。
写真:井づつや展望桧風呂、部屋付露天風呂
湯村温泉にて
○「春」 春来川に湯煙や