河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

熊野古道湯の旅「十津川村 十津川温泉」

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 湯の口から踵を返して熊野川を遡ること30分ほどで、十津川村に入る。平成16年には、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」がユネスコ世界遺産に登録された。また、同時に十津川温泉郷の源泉かけ流し宣言も行ったことにより、十津川村は全国から注目される 村となった。

 ところで、十津川温泉は、「十津川温泉」、「湯泉地温泉」そして「上湯温泉」の三カ所の温泉に区分される。さて、初っぱなは十津川温泉だ。

 ここは何度も通過しているのですが、今回が初回。宿を求めたのが「吉乃屋」というダム湖にせり出したように立地する素晴らしい眺めの旅館。風呂は露天を種に様々な演出がされている。少々凝り過ぎかとも思うが、意のあるところを買いたい。ダム湖に浮かんで入るような雰囲気は「野天風呂」と称しても良いだろう。

  旅館街と周辺を周遊するハイキングコースがあって、吊り橋も渡ることができるが、全線踏破は少々覚悟が必要だろう。適当に切り上げると、湯上がりの散策にはもってこいだ。

 この十津川温泉には公衆浴場が二カ所ある。蕨尾(わらびお)公衆浴場と庵の湯(足湯は無料)。蕨尾公衆浴場は中を覗きに行ったが清掃中で断念。次回の楽しみとすることとした。


 写真:吉乃屋露天風呂、槇風呂、蕨尾公衆浴場、つり橋

 十津川温泉にて
 ○つり橋にゆられて通う十津川温泉
 ○世界遺産の湯掛け流しの湯