師走の京の年中行事に初めて参加してきました。吉例顔見世興行に京都南座へ。
中村錦之助襲名披露という、彼は勧進帳で富樫を演じています。襲名披露と言うだけあって中々の名優。生まれと生活習慣等が役者を育てると言う意味がよく分かります。
義経千本桜「すし屋」も楽しみにしていた演目。基本的には「義経」とは関係のない話と解り、納得しました。この場面になっている「弥助」は今も下市にあって、鮎寿司を頂きに行きます。誠に立派な庭がある見事なすし屋さんです。近くには「下市秋津温泉」もあります。
直角の椅子、絶壁のような階段、南座はもうこりごりですが大阪の松竹座など新しい小屋には、また出かけてみたいと思いました。
この堅くなった身体をほぐすのは温泉。河内にとって帰りいつもの不動乃湯で横たえると、硬直した身体に血液が流れ出した。
写真:南座のまねき