河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

泉州貝塚「奥水間温泉」

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 奥水間温泉に遊ぶ。遊ぶ前に水間寺に参るのは礼儀だろう。泉州名刹水間寺の愛染椿の葉は想う人に贈れば願が叶うとか。そう言えば、お夏清十郎のお墓もあり、良縁が叶うという。

 お参りは早々に、奥水間温泉を目指して渓流沿いを走る。寒気が一番と厳しいこの日、奥水間温泉を目指したのは我々だけだったようで、相客は無し。大きな浴室を独り占めできるのは、この上ない快楽だ。

 浴室には飲泉施設がある。脱衣室には飲泉の注意が記されていて、一日の摂取量等が並んでいる。そうがぶ飲みしなければ問題がないのだろうが、我々はペットボトルに少々拝借して温泉湯豆腐を今宵楽しむつもりだが、これも飲泉になるのかな・・・と考えながら浸かっていると身体がほてってくる。

 泉州の奥水間、隣の犬鳴山さらに南へ和歌山の花山温泉と趣深い温泉が並ぶが、落ち着きがある佇まいと言えば奥水間温泉がその一番だろう。なにせ、この旅館以外に何もないというのは、希な温泉だ。

 写真:水間寺、お夏清十郎墓所、奥水間温泉露天、飲泉

奥水間温泉にて
 ○古の恋をも沸かすか奥水間