河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

旅の途中で「エミレの鐘」

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三朝温泉、木屋旅館の大女将のお父さんは河本緑石といいまして、宮沢賢治と親交が深かった。種田山頭火とも音信があり、不慮の事故で緑石が死なねば大山で会うこととなっていたと、旅館の主人に聞いた事があります。

 そんな縁からから、宮沢賢治の遺品等も飾られています。その展示コーナーで見つけたのが「エミレの鐘」の拓本、韓国の国宝で東洋で一番大きい鐘とのことであります。私も縁あって同じ拓本を持っておりまして、驚きました。

 お聞きしましたら、大女将が韓国で求めてきたものとのこと。ここでは、一対で額装されていました。何か縁を感じました。

 所で、三朝温泉には「温泉街」があります。いや、むしろ残そうと努力されているようです。旅館の中に全て完備させて、お客を一歩も外へ出さないという近年の旅館形態が、温泉地を衰退させました。ここ、三朝では旅館から出てラーメンを食べたり、スマートボールをしたり、土産を買ったりすることを進めています。

 写真:スマートボール屋さん、エミレの鐘拓本一部