河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

旅の途中で「一乗谷朝倉家遺跡と永平寺」

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 今回の旅の途中で出会った印象を数回にわたって綴ることにします。どうか寛容なお心でお付き合いください。

 一乗谷朝倉家は、浅井家と深い関係にあったが、それぞれ織田信長豊臣秀吉軍の前に時代から消え去っていった。

 朝倉家の遺跡は、足羽川の支流一乗谷川を挟んだ両脇の緩斜面に住居と神社仏閣そして庭園が配置されている。川を挟んだ両方の後背地が天然の要害となっていて片側に山城が築かれている、その計画性の高さが偲ばれます。現在は、国の遺跡指定を受けて発掘と保存そして復元に努めている。静かな佇まいが我々観光客を温かく迎えてくれます。

 一方永平寺は、曹洞宗大本山で厳しい修行で知られていますが、門前は土産物店や食堂で賑わっています。しかし、時代のニーズに乗れきれなくなって、往時の賑わいは無くなっては来ているが、その方が良いと私は思いました。

 両地とも車で移動すれば、20分とかからない距離ですが、趣が対極にあります。私としてはお薦めは朝倉家遺跡です。町が作った食堂らしいものがありますが、遺跡を更に奥に入った所に蕎麦屋「利休庵」があります。良い蕎麦を食わせました。

 路程:北陸道福井北IC、一乗谷遺跡はJR越美線一乗谷駅、永平寺はえちぜん鉄道
    永平寺口駅

 写真:朝倉家遺跡二点、蕎麦屋永平寺山門

 朝倉家遺跡にて
 ○戦国の戦忘るる静けさよ
 ○山里の秋に踏み入り蕎麦笑う