社会や組織と交わることが無くなった私にとって、家の周りのゴミ拾いと献血が唯一の社会的な仕事となりました。道に捨てるゴミも考えようで、捨てて下さる方がいるからこそ私の朝の数十分の仕事が与えられます。ひょっとしたら、誰かに感謝されているかも知れません。
献血もその一つ。今朝は空いているとの予想で森ノ宮にある大阪血液センターへ参りましたが、満員電車並みの混雑でした。私のように、飲み過ぎたアルコールを抜きに来ていらゃっしゃる方ばかりでは無さそうです。
成分より生血が不足というアナウンスに、行動を起こした方が多いのでしょう。ほとんどが400CCに応じておられました。中にはキャッチバーのように、「成分」から「400CC」に引きずり込まれている兄ちゃんもおりました。受付が女性ばかりである理由が分かったような。
で、400CCを捧げますと写真のような粗品がいただけます。私のような無職のオッサンにしてみたら、立派な生活用品の山です。
以上が私の初仕事に関する顛末であります。
写真:今朝の稼ぎの山
血液センターにて
○純粋に捧げる心守の宮