河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「水都渡船巡りダイジェスト」

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 日程的にお天気に振り回されたような今回のMTB行ですが、昨日自宅から出発して八カ所の渡船と地下トンネルの九カ所を一筆で回る六十キロほどの道のりを楽しんできました。少々のトラブルはあったものの無事河内に着きますと、仇と馴染みの飲み屋で乾杯をあげることが出来ました。

 さて、その道すがらをダイジェストでお届けします。
 まず最初は予定になかった、川口教会です。この場合の川口というのは江戸末期から明治初期までは、ここが河口であったという意味とお考え下さい。故に、明治期の歴史的文化財のような建物や地名が残っています。この教会の近くには「堂島天主堂」、「雑喉場(ざこば)市場跡」や「税関」の始まりと言った場所もあります。

 次に「安治川トンネル」です。この付近から川口までは水揚げ場が多くて通船の邪魔になるというので地下トンネルが掘られた様です。掘ったと言いましたが、実際は躯体を地上で造り川底に沈めたようです。ヘドロがたまった川底なんて掘れないですから。

 ここから桜島を目指しますと、右手にはユニバーサルスタジオが見えてきます。回りに不整然と立地する駐車場が変な光景に見えます。駐車場と一体整備したらもっと素晴らしい公園が出来るのに。と、公園を迂回すると見えてくるのは天保山渡し、今回の渡し第一号です。

 次は「甚兵衛渡し」です。港区と大正区を繋いでいる100m足らずの渡しですが、だいたいこの長さが今回の渡しの主流です。ここに上陸して「千歳渡し」を目指します。回りは工場や倉庫のみ民家は皆無です。この渡しは川ではなく「湾」を渡る感じです。それ故、他は「建設局」が所管しますが、唯一「港湾局」の所管です。お役所仕事ですな。

 次に、「船町渡し」から「木津川渡し」そしてここから木津川を「千本松」「落合下」「落合上」と遡ると水都渡船巡りの「あがり」です。落合上は民間に業務委託されていましたが、残りも遠からず民間に委託されることになるでしょう。

 写真:川口教会、安治川トンネル南、天保山渡しから天保山を遠景、甚兵衛渡し、落合上渡し

 案内:どの船も無料です、ダイヤは20-30分間隔早朝夕方は頻発。

 落合上渡船にて
 ○青い窓 キャンパスにして 望む町