岡山県吉備高原にある八塔寺という古民家を中心として成り立っている集落を中心に作られた「ふるさと村」は、何方かのブログで拝見した風景が気に掛かっていました。今回、その風景を訪ねてオマケに温泉も楽しめないかと、気軽な旅に出ました。
八塔寺は、「奈良時代、聖武天皇の勅願により道鏡が創建した八塔寺を中心に開けたふるさと村。」と公式HPで紹介されています。道鏡と言えば、昨年訪れた奈良田温泉に長期逗留した女帝孝謙天皇と「噂」になった御仁です。彼がどうしてどうなったかは、そのHPでご覧下さい。
伺った日が丁度各施設の定休日で、観光客やそれをもてなす方々が一人もいないという「幸運」に恵まれ、この集落の日常を垣間見ることが出来ました。評判の郵便局も、私が見物の対象となっているようで、逆に眺められてなかなかシャッターチャンスが訪れません。何点かご紹介しますが、斯様な集落ですので是非とはもうしませんが、心の休息にはなります。
さて、温泉ですが「吉備」で括ったものの、自身が車で走った感覚では随分離れています。湯の瀬温泉の宿主に、是非宣伝をしてくれと山ほど渡された名刺の住所が「吉備中央町」となっているので、勝手に関係づけた次第です。縁もゆかりも無い通りすがりに宣伝を委託する気持ちが痛いほど分かるほど静でした。泉質は、近くの「小森温泉」と似ています。私好みですが、効能によると関節リュウマチや脳溢血の方に良いと言っても、階段の登り降りなど身体が不自由な方にははっきり言って無理です。
写真:茅葺き民家、町並み(?)風景、村内三国郵便局、湯の瀬温泉藤井旅館、浴室
路程:西日本高速山陽、岡山道利用、鉄道も行けるようだがこの組み合わせではクエスッチョン(済みません)
八塔寺ふるさと村
http://www.city.bizen.okayama.jp/kankou/guide/yoshinaga/spot/furusatomura.jsp
湯の瀬温泉名刺から
硫黄光線アルカリ含有、神経痛リュウマチ特効、他に計14の効能がある
岡山県吉備中央町豊岡下1538-1 0867-35-0539藤井方
湯の瀬温泉にて
○帝は東 我は吉備へ 目眩まし