正式に言うと小春日よりと言う表現は正しくないのですが、つい使いたくなる日々がここ数日続きました。このような時期に我が家で楽しんでいるのが「鳥寄せ」です。
街中ゆえ、鳥の種類と数はたかがしれています。雀、上手く行けばメジロがやってきて、餌をついばんでくれます。雀は粟や稗、メジロはミカンの輪切りです。余り酸気の強い橙などは評判がよろしくない。鳥の世界でも回覧板でも回っているのでしょうか、とたんに来なくなります。
写真は雀がえさ箱に首を突っ込んでいます。この首の穴で大きな土鳩などを排除しているようです。えさ箱にとりついた雀が餌を下に落とし、それを仲間がついばんでいます。結果としての共同作業でしょう。
ミカンに取り付いているのはメジロです。彼らはカップルでやってきて、必ずどちらかが見張りをしています。我が家では「グリーンちゃん」と「ミドリちゃん」と呼んでいますが、どちらがドチラかは不明です。鳥はお食事しながら排便しますので、手すりなどが汚れますが、完全に乾燥する前なら洗い落とせます。南洋の島のように、鳥の糞でリン鉱石が出来てしまっては大変ですから。
写真：えさ箱に取り付く雀、落ちた餌をついばむ仲間、ミカンの蜜をすうメジロと周りを警戒する連れ（奥左・写真を撮りなおして入れ替えしました）
