小鳥が庭先の何かを啄んでおります。何も無いように見えるのですが、小虫か木の実でもあるのでしょうか。せがまれたわけでは無いのですが、蜜柑を輪切りにして、葡萄の枝に刺してあげました。以前は、目白や雀が蜜を吸っていました、窓越しにでもその様な姿が見られればと奮発しました。
もっとも、女房曰わく「酸っぱくて誰も手を出さない」蜜柑とか。小鳥に見向きもされなかったら、彼らも味覚というのがあると云うことでしょう。結果を待つこととします。「結果(?)は見て待て」でしょうか。
人は「柿えくぼ」の試食とします。鳥には蜜柑、人には柿です。先に書きました、天理行で買い求めた干し柿で作った和菓子です。手作り感溢れる包装から出てきたのは、干し柿そのもの。試食したのは栗を包んでいます。説明には薄く切って・・・とありますが、粘りがあり、菜切り包丁では容易に切れません。乾燥不十分な猫餅の押し切りをしているような感覚です。
写真:人に柿二題、鳥に蜜柑