本年2回目となります、本学前学長との温泉行は有馬温泉となりました。出発直前まで、決めて戴けなくて「ミステリツアー」のようになっていましたが、昨夜「有馬にしたで、中の坊瑞苑にした・・」とのお達しがありました。前回は下呂ですから、随分近くなりましたので、運転手としては楽です。
有馬は「金泉」と「銀泉」という、塩・鉄分系と炭酸系と言われておりますが、炭酸系は殆ど枯渇しており、普通の水と言っても良い程度です。金泉系も新しい旅館は、独自に掘って水脈を当てております。太閤さんの時代の十二坊の宿があった時代の湯とは、源泉という点は同一視するのは無理があるようです。
しかし、中の坊はその十二坊の一つとして、天神源泉の湯を引いておられます。また、銀泉は温泉では無いと公言もされている、見識を持った経営は評価されます。また、十三歳以下のお子さんはお断りという、一つのポリシーを持つ旅館として非常に関心がありましたので、今回が楽しみです。