河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「智麻呂画伯さんのこと 絵のこと」

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 何度か登場願っている智麻呂画伯は、偐家持と偐山頭火共通の知人であり人生の師と仰ぐ偉大な存在。幼少時に小児麻痺に罹患し、不自由な身体でキリスト教の伝道に生涯をささげられた。15年前に再び病魔に襲われ自立歩行が不可能な身体になられた。現在も自宅でリハビリを行いつつ、僅かに動く左手の一部で草花を描くことを楽しみとされています。

 キリスト教会とは少し距離を置いた生活をなさっていました時も、数名の仲間が「読書会」と称して智麻呂邸に集まり親交を深めたり、人間的交わりを深めさせていただいてきました。時には課題を読書から、メンバーの一人の箏曲家の演奏会や、手芸作家の講習会など等・・・。


 そんな、智麻呂師に挿絵をお願いして、偐家持&偐山頭火による「草の細道 銀輪万葉集」は自然と一体化した。不自由な身体で創作されている後ろ姿を拝見していると、智麻呂画伯が生きることそれ自体が伝道・教えだと頭が下がります。以後、かずかすの銀輪万葉集に作品を提供していただくと共に、偐家持のブログでは「智麻呂絵画展」を127回も開催しておられる。偐家持氏のブログで作品をたっぷりとお楽しみください。

 本日は智麻呂画伯のご紹介と、我が家にもある作品の内数点ご紹介させていただきます。大凡千点にも上る作品の殆どを画伯は関係者に差し上げてしまいますので、作品集としては偐家持氏のブログ以外では見ることが出来ないという、超現代風なIT画家でもありますね。

 写真:画作の様子、処女作品(病のおかげか、彼が見る桜はこうなりました)、アマゴ、ユリ、はぎ

 
 智麻呂画伯と恒郎女
 郎女と 手を携えて 道を説く    <偐山頭火