昨日は本年最後の読書会でした。一年ぶりでしょうかスピーカー(発表者)を努めたのは。テーマは表題の「百寺巡礼」ですが、主たるテーマは五木寛之の作家人生に於ける後半の作品群の、人生を深くみつめる仏教思想への道程でした。
行きがけに見付けたカスタマイズ車かバイクか(車好きです)
レジメに相当するものは河内温泉大学図書館へ収蔵する予定ですので、関心のある方はそれをご覧下さい。「百寺巡礼」という見出しで、懐かしい奈良観光気分に・・・という思いを強くもたれた方も多かったようで、そんな方には少々ゴメンナサイです。まあ、それは片思いと言うことにしておきましょう。
和郎女にクリスマス&正月手芸品をいただきました、孫達に分け分けします
本ブログをお読みいただいている方々には、既に記事化して何度かさわりというか本論をご紹介していますが・・・
彼がこの企画(本と映像)で述べたかったことは第一巻の「奈良」編の第一章にある「女性という永遠の謎」に全て込められている・・・
と言うのが私の読後感であり纏めであります。
現地取材行では色々な出会いも垂仁陵付近で
上記の思いに同人の皆さんの共感を得られたどうかは分かりませんが、他の9巻は「寺の案内チラシ集」ですねという感想には同感していただけましたようです。永遠の謎の部分にもう少し解説を加えたモノを図書館には収蔵出来るようにしたいと思っています。
新・法隆寺物語(太田信隆著)が百寺巡礼(五木寛之著)の端緒
取材行の道すがら、顔は悪いが味が良いと売っていた大和の柿です。読後の口直しにと事前にお持ちしておいたのですが、若草亭主の智麻呂画伯の作品化が遅れたのか当日はお目見え出来ませんでした。
大和の柿を含めた智麻呂画伯の作品や和郎女手芸品は、後ほど偐家持氏のブログに掲載されることでしょう。そちらでご賞味ご観覧下さい。
顔は良くないと売っていた大和の柿
百寺と古寺
百引く一(いち) 首つきだすと 古寺となり <偐山頭火>