新年明けて初めての四天王寺行です。本日「十日戎」と重なっており、妙な心配をしたとおりになりました。心配とは、例の業界ですから賑やかな方へ出向いていおるのでは・・・と、考えようでは良いシナリオでもあります。
で、高野槙は諦めて四天王寺の改修の様子を拝見してきました。どなたかのブログでは五重塔のてっぺん「相輪」が展示しているとのことでありました。以前の四天王寺行では見落としていたのか、伽藍の入口に展示してありました。この場所だと、拝観料という手続き無しでも見学できます。
また、南門から見ると妙な端が目立ちます。この端の説明もしてありました。要は工事現場の「安全旗」の元締めのようなもので、「番匠器名号」(ばんしょうきみょうごう)と呼ぶそうです。工事現場に対する意識は、聖徳太子の時代にまで遡ると云うことになりますね。
さて、ついでと云えば失礼ですが知人が運営に深く関わっている「布施戎」へも立ち寄ってきました。さすがにもの凄い人出で、列を作って入場されています。余りの人出に退散、知人には断りの電話を入れて「代参」をお願いしましょう。
追記
四天王寺のブログによりますと、相輪の展示は10日までだそうです。