河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「313日目の四天王寺行」

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 昨日は好天予想の最終日でした。今朝夜来からの雨がまだ降っていますので、天気予報が当たったことになります。で、昨日のご報告となります。表題の通り、正月10日以来313日ぶりの四天王寺行といたしました。往復およそ20キロ程度は「リハビリ輪行」でも走っていますが、超市街地をくり抜けての走行という点で躊躇していたことも。

 さて、快晴無風という絶好のコンディションに上町台地目指して西へ走ります。環状線寺田町辺りから、興国高校などを目印にして一番斜度の少ないコースをとり東門まで約一時間。途中眼鏡の神社として有名な「田島神社」では小休止です。

 山内に入り驚いたのは、五重塔全体を覆っていたパネルが取り外され、塔の最上の相輪も元に戻されていました。正月に参った時は、相輪が入口付近に移されて参観に供されていました。今は往時の輝きを取り戻して、中空で風を受けられています。人体で云えば「頸椎」のような部分と思えば、私も頸椎を修理して頂いて再び四天王寺の塔の前に立てたと喜ぶ次第であります。

 山内を一周して各所から見上げたり眺めたり。この修理が終わればまた次の千年への歴史を歩んでいくのだと思うと、人の一生なんて短いモノよ・・・と少々悟りの境地に。山内に常時出ているテキ屋から、高野槙を一対求めて帰路としました。勿論、墓地に立ち寄り報告も。

 写真:南鐘堂から五重塔、相輪を間近で(正月)同じ場所で(昨日)、工事の説明、西門から

 復元
 完治した 五重塔の 頸椎も  <偐山頭火