河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「四天王寺行 五重塔の改修他」

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 先週末親父の月命日に合わせ。高野槙を求めて四天王寺さんへ。もう何年目かも忘れるほどの、例月行事ですが四季を12等分したような感覚も、自然と身に感じるるようになりました。今月に入り夏半分、日陰では秋半分、風は帰路は追い風と申し分無しのコンディションです。

 しかし、境内に入ると雰囲気が少し違います。五重塔を足場が取り囲んでいます。「中心伽藍の耐震改修工事」とかで五重塔から着手されたようです。平成30年までの長期工事とか、聖徳太子が建てられた当時は「金剛組」だっだと思いますが、今回は大林組スカイツリーを建てた会社ですね。

 私一番のアングルで撮ると、写真のようになります。「相輪」と呼ばれる部分にまでは足場が届いていませんでしたが、脇の足場に立つ人と比べていただくと大きさが判ると思います。数年前の、コンクールに応募したときは同じアングルでしたが、ハルカスに相輪のようなクレーンの足場がり、立場が入れ替わったようです。

 四天王寺五重塔は「鷺とり」という落語で登場します。話では、鷺に塔の先まで連れてこられた「鷺とり」は坊主連中が下で構える布団の上にダイブしますが、相当勇気のいるジャンプ。バンジーどころではありません。また、跳ね返って塔に戻ってしまうと云うオチを使うと、「愛宕山」にも通じる落語であります。

 写真:工事にかかった五重塔、その相輪、12年ハルカス完成間近

 無口
 黙って 一千四百年 眺めてる    <無口五重塔