河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「お墓参りと暗越奈良街道をゆく」

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 昨日の通院で「経過観察」となり心が軽くなったのでしょうか、トレンクルで親父のお墓参りと少しの遠出を楽しんできました。最悪な場合を「再手術」とすると、経過観察というのは私にとっては、「良好」ということです。まあ、そんな考え方もあると云うことで。

 お墓にはあれこれ報告し、高野槇の水を入れ替え。色物が入った仏花は錆びた様に変色しますが、高野槙は少々ぐったりしている程度。お墓には高野槙が一番似合うと思っています。さて、ここから中央環状線で意岐部辺りまで北上します。

 目的は「暗越奈良街道」です。大阪から見たら「奈良道」、奈良から見たら「大阪道」、立場で物事を考える典型の様なもの、勝負は多いもの勝ちのようですね。大阪玉造から奈良へ至る旧街道で、落語東の旅では、喜八・静六はお伊勢参りの出発がこの辺りから。河内では今や面影はほとんどありませんが、ここ御厨周辺はまだ色濃く残っています。

 中でも、本日購買目的で行ったのが街道の雰囲気が色濃く残る旧家で営んでいる、御厨巴屋(みくりやともえや)の「だんご」でした。しかし、夏期休業の張り紙が張られていました。「まあ、暑い時は休みましょう」とでも仰っているようであります。標的が少々ぼやけてきましたが、近くの御厨天神社さんで一汗ぬぐい、街道の痕跡を長瀬川との交点まで辿り、川を南下すると我が家へ到着です。行程10キロですが、自宅付近を周回で走るのとは違い楽しかったです。

 写真:奈良街道説明、だんご看板、御厨巴屋、御厨天神(右楠木が大きいとか)、その楠木は府下何番とか

 暗越奈良街道
 街道へゆく 司馬遼の家 横目で見つつ  <偐司馬遼>