お気楽自転車族にとっては雨は天敵、「テキ屋殺すに刃物は要らぬ、雨の三日も降ればいい」と云いますがその意味では同類ですか。しかし、テキ屋や競輪選手と違ってバイクで飯を食っているわけでは無いので死ぬ程でもありません。
さて先日、名月に添える団子を買いに花園の絹屋へ参りました。その道中の風景を。一つは暗越峠です。奈良街道暗越の難所と云える場所です。何日か前に挑戦してはじき返された坂道です。花園ラグビー場から眺めていると剣ですな、大阪側は海の波に洗われているので、奈良側からと比べて麓から急峻です。
昔は修験者の修行の場であったとも云いますが、現代では自転車乗りの修験道です。自力走行、足つき無しで越えると勲章モノだそうです。少し南(右)に十三峠、写真では見えませんが山脈の切り込みに龍田越えがあります。どれも、道の機能としては「奈良街道」です。当日は、月見団子と峠を背に帰りました。
その復路で拝見したのが写真のとある社の掲示です。御神酒としては買う物では無いと思っていますが、麦酒を売っていると。その受付を確認しましたが、当日は無人で売ってはいないようです。我が本籍に非常に近い神社、飲み過ぎの伝統はこの辺りにあったのかと、勝手に納得です。しかし、謎。
写真:ラグビー場から暗越峠(中央やや左の凹みです)、とある神社にて二題