お墓や仏壇に「高野槙」をこだわる理由は、一番は色物を好かないこと。二番目は色物は「手間がかかる」、逆に手抜きをすると「無残」なお墓になってしまうからです。適度な管理で何時までも凛々しいのは、槇に限る・・・という手抜きでもあります。また、適当に水などの手入れをしておけば、一ヶ月は凛とした状態を保つ。
少々講釈が長くなりました。四天王寺境内の屋台(村)の槇屋で何時もの槇を。店番は数軒をお守りしている「看板娘」と云っても我が家のばあさんとそう違わないだろうが、しっかりしておられる。「良いお正月を・・・」と暮れの挨拶になる。
五重塔には色々な看板が貼り付けられている。建設業では「周知」と云う義務があるそうで、この看板もその一つなのか。誰が、誰を使って、何時までに、何をと云う意味合いくらいは読み取れます。ついでに、今月中の諸行事の看板も。