MTB仲間と南河内野を駆けてきました。河南町にある「弘川寺」を目指しての輪行。庵のある河内から石川を遡り、富田林から葛城山系へ入る片道30キロほどの行程です。弘川寺は西行が終焉の地に選んだ。
願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ
西行
と、春に亡くなっている。
その西行を追って「山頭火」も昭和13年3月に訪れている。山頭火は、この後宇治、京都に遊び平泉中尊寺までの先達を追う旅を続けている。
春の山鐘撞いて送られた
けふのよろこびは山また山の芽ぶく色
山頭火
石川からの6キロほどの登りはさすがにきつく、大腿筋が悲鳴をあげて、心臓が口から出てきそうでした。しかし、弘川寺の境内に入ると心洗われ森林浴で生き返る。
路程:近鉄南河内線富田林駅 西名阪藤井寺IC
写真:弘川寺からの遠景 梵鐘
弘川寺にて
○西行も山頭火も山寺のうた心