河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

あー楽しかった でも少し疲れた

 勢州からご来訪の長女の長男Kz君に表題の通り言わしめた、「大阪モノレール旅行記」他です。昨夏はチンチン電車で堺まで小旅行、お正月にはモノレールに乗せてあげると既に公約してありました。で、11日に公約実現です。
 エレベータボタンも押す

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 起点の門真市駅までは寅号で。予め下調べをしていた高架下の駅前駐車場へ滑り込ませます。Kz君がエレベーターのボタンを押してくれて二階駅へ。駅員に聞くと4歳は無料とか、しかし、本人は無料でも切符購入もKz君にボタンを押して貰いましょう。序でに改札機にも投入です。門真市駅は起点ですの比較的空いて先頭車両の最前列をゲット。と言うより先にお座りのおじさんを押しのけた感じですが、気持ち良くお譲りいただけました。
 最前列に着座

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 以前にも紹介しましたが、鉄道マニアのKz君ですが、リアルな鉄道にはあまり縁がありません。前回は阪堺線の運転席横で固まっていましたが、今回はガラス越しですので少しは落ち着いています。
 しかし、ダイナミックな橋脚で淀川を渡ると新幹線「鳥飼基地」と「貨物基地」が次々と車窓に現れ出すと現状が少し理解しがたくなるのでしょうか、少々無口になります。千里丘陵に差し掛かると、乗客も増えだし乗り降りも頻繁に。車掌の指差しやドアの開閉、車内アナウンスも真剣に見聞きしているようです。
 淀川を渡る鉄橋

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 終着「大阪空港駅」へは約35分くらいの短い旅ですが、新しい発見や多くの収穫はあったようです。飛行機の発着が見えるというラウンジで昼食を済ませて、展望デッキに移動しますが離着陸にはあまり関心が無い様子です。機体が小さいことやエンジン音が非常に小さいせいか、一部のマニアックな人が熱心に写真を撮られている様子を見ている方が娘も私も面白い。
 飛行場内のレストランで昼食

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 ということで、再びモノレールの人となって門真を目差しました。そして帰着した門真市駅の改札口でKz君がぽつりと呟いた見出しの「あー楽しかった でも少し疲れた」と纏めの言葉となった次第です。
 門真市駅改札口で一言です

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 Kz君には翌日も摂津からNちゃんとKy君の来襲で、砂場遊びやピアノ遊びで更に疲れて貰うことになりますが、これはこれでまた違う楽しさなのか、時間を忘れて遊んでくれました。クタクタになったのはチビ共の両親、寒い中の砂場遊びに付き合ったり、鐘撞き遊びの抱っこに腰を痛めたことでしょう。
 ピアノはちびっ子三連弾

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 除夜の鐘ごっこ

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 三家族揃った昼食は、若草読書会主宰の智麻呂画伯の弟さんがなさっていた生業魚河岸「辰巳屋」のご厚意で、河豚を捌いていただきました。絶妙なお味は魚もいいのでしょうが、永年修練された包丁捌きでしょうか。
 てっさ、ちり、白子も最高です

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 夕食は摂津と河内に別れて、焼肉としましょう。Ky君曰わく「焼肉・やきにく・・・」。Kz君曰わく「にく焼きパーティ」の遠距離同時開催も良いモノです。お父さん子のKz君はお父さんにべったりで、仲良く完食していました。
 にく焼きパーティ河内編、摂津でも賑やかだったとか

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 13日午前中にお見送りして別れましたが、昼過ぎには帰着したとの連絡と共に、出発前に焼いてあげた薩摩芋を手にした写真が送られてきました。長男夫婦と子ども達、長女夫婦と子どもとの楽しいお正月行事が無事終了。老夫婦の骨休めがまた延々と続きます。

 孫らの 笑顔つつまれ 歳一つ  <偐山頭火