河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

麒麟が現れたなら ガラシャも梅も

 大河ドラマの外題が替わりました。オリンピックネタから古典的大河ドラマ風のテーマで「麒麟がくる」とか。三日天下で有名な「明智光秀」が主人公。歴史の流れは一本ですが横糸(歴史人物)をあれこれ変えて、紡いでいかねばならないのでしょう。内容をどうのこうのと言うまでもなく、初回もチラッと画面を見ただけです。これまでになく、少し派手な画面の配色構成だけが印象に残っています。
 細川越中守忠興屋敷跡

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 なぜ、光秀の「三日」天下というようになったのか、麒麟なのか等はこれから説かれていくのでしょう。どうも麦酒と同じようで「目出度い」「秀でたる」と言う意味で、光秀が麒麟らしいのですが、これは作者の独りよがりと言えばそれまででしょう。そんなことは、どうでも良いのでして本日の輪行の出囃子に使わせて頂いただけです。
 越中井遺跡全景

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 明智光秀の河内に於ける何か・・・と考えますと彼の三女「細川ガラシャ」が思い付き、彼女が住んでいたという屋敷跡の井戸が大阪城南に「越中井」として残されています。石田三成の命に刃向かい、死を選んだがキリシタン自死出来ないと家臣に首を切らせた(諸説あり)という傑女として有名で、辞世の句が有名です。そこで、本日は大阪城周辺を輪行しました。
 徳富蘇峰揮毫(正面とあるがどちらが正面か)石碑

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 ここまで来たら大阪城内の梅も偵察しなくては。少し早いと思いますが、本日の晴れと陽ざしに浮かれた梅も出ていようかと場内へ進入。雁木坂脇から梅林を上から眺めると、園全体に梅香と朱みがかった霞様に見えます。
 雁木坂から梅林を眺める

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 坂を下って梅林に入りますと、予想どおり浮かれた梅があちこちに咲いています。学術用語では「早咲き」とも言うらしいですが、赤い花、薄緑の花そして足元には水仙も咲いています。あと数日もしたら、本日の私のようにバイクで進入などもってのほかとなるでしょう。数は少ないですが、一人占めしたような気分にもさせて貰いました。
 まとめてこんなもので如何でしょうか

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 アップで見ますとしっかりと蕾が(寒紅)

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 と、言うことで本日は大阪城周辺を輪行して参りました。出囃子に使わせて頂きました「麒麟」は今後も視聴したいと思います。何処かのシーンでは三女「細川ガラシャ」も登場するかも知れませんね。(お詫び:カメラを忘れて電話機付属写真ですので少しシャープさに欠けます)

 大阪城 梅は咲いたは 鷽でない <偐鷽替>