先の完全非武装(対雨)・非接触MTB行の最後で求めた煎餅のお話しです。終着近くでやり過ごした雨ですが、雨宿りついでに横田福栄堂という煎餅屋さんで簡単な土産を。みそ煎餅と大和茶せんべいを求めました。
横田福栄堂さん
お店の中は何ら変わらないのですが、レジ周りがビニールのバリアーで被われています。店員の自衛手段として、コンビニ等で見かけるよりもっと厳重でした。当然の事のように見える風景ですが、二ヶ月前なら「喧嘩」にでもなりそうな代物ですね。
大和茶煎餅、奈良各地及び四季が彩られている万能型です
煎餅屋さんの向かいに野菜売りのスタンドがあります。序で買いを狙った良い発想ですが、今となれば「一番安全」な販売方法ですね。偶に「値切って買った(万引き行為)」という輩も居ますが、その分差し引きしても、安全・経費削減では効率的だと思います。回転寿司元祖元禄寿司はその昔「自主申告」で会計をしていました。大蔵キャリア官僚だった、元祖の息子のアイデアと聞きましたが、自主申告でも厳密に計算するコストを考えたら差はないとか。日本人ってそれほどの悪はいないと云うことでしょう。
同じような写真が並ぶとの批評を身内から受けましたので、一枚趣向を変えて。小型の大和茶せんべいは鹿、虎(信貴山)、桜、三笠山と奈良らしい判子が押されています。そのお茶は「東の 野に炎の 立つ見えて かへり見すれば 月傾きぬ 」と柿本人麻呂が詠んだ大和高原(安騎野地区)が今でも本場とか。この本場茶に吉野葛を練り込んだのが「鹿せんべい」ならぬ「人せんべい」。これを、京都イノダ珈琲で飲むというのは偐グローバルかな・・・。
偐グローバル ティータイム
大和茶に 彩られたる ならの四季 <偐山頭火>