「従前」は義兄が亡くなったのが昨年暮れでした。コロナクルーズ船がまだ東南アジアを彷徨いておられた頃です。義兄の両親を共にお送りした私としては、兄の時代となったらこの様なものかとご子息が執り行う家族葬と云うものに参加していました。昔は樒が並んで国会議員の秘書じゃ本人じゃとおみえになって、どう並べて焼香をさせるか悩んだものでした。今思えばこれが前触れでした。
清め（？）塩
「最中」は我が愚母の場合。手間暇をたっぷり掛けて亡くなられた方ですから、家族ももう良いよ・・・と云う気持ち。葬儀屋さんの思惑とはドンドンとかけ離れて行きます。参加、お知らせは「大阪府内在住の極近親者のみ」という結果としました。コロナ第1波が収束しかけている時に、他所からは御遠慮願ったと云うか、連絡も差し上げなかった。
事後、子細を連絡しましたら意のある方からは悔やみのお手紙や品をお送りいただき、この様な形もありだとも思いました。そして、昔のやり方は無理からして招き押しかけていたんだとも思いました。
ああだこうだと 悩ませる
「まっ最中」は本日義姉の葬儀でした。先方は我が家の例も知っておられるのですが、立派な式場を設えての葬儀告別式を執り行われました。大阪府内という我が家の前回の例におさまるので四條畷の某会場まで出向きましたが、案の定義姉の実家の身内は三人のみ。お孫さん達が関東から駆けつけるという中には混ざりたくないというのが心情ですよね。その三人のうち二人（愚妻＋愚僧）も３時から変更不可（コロナ禍影響で）の通院予約で焼香のみの早退となりました。
早退すると豪華な土産が付く 業者もやってくれます
「これから」のこの様な催事は、身内のみで執り行い後に通知する。反応する方はその通知で悔やみ状なり供養の品をお送りすると云うのがコロナ禍下やコロナ後の「ウイズ コロナ葬儀」かなと思います。生活様式の変化と言われますが、斯様な儀式辺りが手っ取り早いでしょう。なんちゃら仲間による「割勘香典」というのも過去の遺物になるのかな。
ご参列ありがとう
愚妻の本日の診察結果ですが、血液検査・問診等全て異常なしという結果でした。なお、この件に関しましては、お見舞いやお祝い等々は御辞退申し上げます。
急かされて コロナで気が付く お付き合い ＜偐山頭火＞
