河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

トレンクル負傷

 我が家の小径自転車トレンクルが負傷しました。一台はタイヤがすり減りパンク、応急処置はしたものの、町の自転車屋では手に負えないので何処かで処置をとの仰せでした。その内にと思っていましたら、寅1号の冬用タイヤ交換にY社T氏が来られるというので、同車に搭載していたトレンクルを下ろしてお持ち帰りいただきました。
 すり減ったタイヤ

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 久々に下ろしましたので車体の点検を兼ねて洗車していると、妙なものがぶら下がっています。その先を見るとスポークの穴が在るものの支えが無い。小径自転車ではよくある故障ですが、致命的なアクシデントにもなります。友人の同じトレンクルがスポークはもとよりタイヤをはめるリムまでひん曲がって、タクシー退場した事故を思い出します。
 スポークがリムと繋がっていません

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 そこで、本日斑鳩方面へ古都華を注文に行く予定でしたが、行き先を変更河内長野市まで二台を積んで出掛けました。田舎町のさらに僻地のような場所にトレンクル専門の工房赤松があります。
 二台積みのALTO STATION WAGON 660

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 一度に二台も持ち込まれた赤松さん、少々お困りです。緊急処置できるものと入院を分けて貰って良い・・・との愚僧の提案でタイヤ交換なら本日出来るとのこと。勿論異存はありません。スポークについては、時間を掛けて他のスポークについても点検していただくことになりました。
 タイヤを交換

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 ひとまず当面の問題は処置できました。ならば、本来の予定通り大和を目指します。錦織公園との考えも浮かびましたが、金剛山がおいでお出でと呼んでいるような気がしました。石川を渡って観心寺へ。今回も大河ドラマ対策が功をなさなかったようで、誘致の幟が見当たりません。
 山門前で持参の弁当を食しました

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 国道310号と云うルートは久しぶりです。大阪側からは何度か峰を越えるようで急坂ではありますが、奈良側に比べてまだましでしょう。高齢者講習を受けた直後だけに慎重な運転で峠をクリアーすると紀ノ川沿いの風景が見事でした。
 310号奈良県側より

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 奈良県五條市に入り山麓バイパスを北上すると高天の表示です。集落へのコーナーに櫻と金剛山(?)の門柱が迎えてくれます。
 櫻と金剛山の門柱

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 高天彦神社へ車を置き、橋本院へ輪行です。主たるリアタイヤを交換したばかりですので、スリップに注意して軽く転がします。所謂、一皮剥がれるまで、本来の性能が出ません。
 木蓮が綺麗に咲いていました

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 集落を抜けて数百メートルも進むと橋本院の全景が見えて来ますが、まだ花は少なく寂しいものです。
 橋本院

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 でも、気の早い人達は集団で撮影に来られて、愚僧と入れ代わり去られました。小さな車に四人乗車しても全員マスク姿は少々滑稽ですね。と、批判する立場ではない愚僧ではあります。単独行の方もおられてロングレンズをあちこちに向けている後ろ姿を拝借です。中心の赤く写っているのは花では無く人影です。
 ピンが甘くてスミマセン

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 この後ですが、バイパス脇のいつも立ち寄るお店で野菜やサツマイモを購入しました。同店の棚に並ぶ古都華も一つ購入です。この辺りで役行者並に山を駆け巡る運転に疲れたのかギブアップ、帰路としました。帰宅後この古都華をいただきましたが、斑鳩の安村農園作とは似て非なるモノでした。中将餅の甘味でお口直しとしました。

 春の山 行者の真似は 寅にムリ <偐山頭火

 

木蓮とご紹介しました、高天神社近くの花は「みつまた」の間違いでした。お詫びと訂正いたします。アドバイスいただきましたhiromiさんありがとございました。