河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

信心は雪だるま

 お天道さまで溶けるような信心は信心ではない、仏様にお心があって私たちをお守りいただける・・・と云う意味だと本日月参りに来られた「常照寺」住職が説明してくださいました。例月の墓参は既に済ませているのですが、門前の掲示が気になり説明をお聞きしてから掲載することとしていました。お墓はお正月のブームが過ぎ、落ち着きを取り戻していますがそこはかとなく寂しい雰囲気でもあります。
 門前の掲示

 ご住職の子息が副住職をお勤めで、毎月門前の掲示板を張り替える。長文であったりすると難儀しつつ書いているとか。これだけ記載するのは大変なことですし、偉そうに云うと年々お上手になられてきた。
 お経を唱える

 読経に何年も付き合っているのですが、毎回住職に追いついて読むのがやっとこさです。でも少しづつ読みやすくなっているのは「門前のじじい習わぬ」でしょう。読経の後茶飲み話のついでにお聞きしたのが冒頭の「書」の意味でした。御年88歳にお成りという住職さん、ロシアのウクライナ侵略に心を痛めておられる様子。ロシアの信心は皆雪だるまなのでしょうか。そんなはずは無いと信じたいですね。

 自身も先の大戦末期に招集されて、難渋の末に帰られた人の言葉には重みがあります。

 ロシアにも 神や仏も いるはずだが <偐山頭火