河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

遠い饂飩屋といい喫茶店

 40年来の友人と久しぶりに会いました。学校は違う、職場も違うしかしはたらき場所は同じというおかしな友です。その辺は後に記すとして阪急沿線に今は住まいされているので、愚息が摂州に住まいするようなになって幾度か昼飯を喰っている。過日も愚息の住まいに用があり出向いたが、お嫁さんだけなので簡単に用を済ませてその友と昼飯の段取りとしていた。何故か彼と同じ学校を卒業したもう一人の友人も「昼飯は私が」とおごってくれる良い友達です。

 川西市のてん川 赤矢印が間違った進入路 道では無いような気もします

 阪急川西能勢口駅で待ち合わせだが、その時点で既に間違っていた。数十年ぶりに駅前に来たが再開発が繰り返されているようで、北と南で勘違いして待ち合わせていたようで、文明の利器「掲電」で事なきを得る。友を乗せて「どこへ行く・・・美味い饂飩屋がある」で「吾妻」と勘違いしたのが二番目の間違い。愚僧の運転をおかしいと直す友、その度に友の目指す饂飩屋からは遠ざかる一方です。友が目指したのが「てん川」愚僧が目指したのが「吾妻」この間違いをお互いが修正するうちに、名刺等の裏にある道なき道に侵入、最後は住居不法侵入して切り返して路地を出たら立派な道沿いにてん川はありました。
 住居不法侵入主犯

 饂飩は彼がおすすめというカレー饂飩です。確かに美味いが道すがらを思い浮かべるとこの位美味くって当たり前だろうとも思う。
 お互いに歳を取った、後期高齢者医療の保険料は高い・・・とぼやく彼はひげそり残しもあり、確かに高齢者になった(愚僧はたまたま前日に散髪済み)と同じように首を縦に振る。高齢者でも60歳から70になる時期が最後の反抗期のように思えるが、我々が高齢者反抗期は世間ではコロナで蟄居、愚僧は手術で病室隔離でしたので60から70が一瞬に過ぎ去ったような気がします。
 お洒落な喫茶店

 食後のぼやきの続きは喫茶店と云うことで「hiro」という伊丹空港近くの伊丹猪名川店へ。堤があって滑走路は見えないが、昔の出力の低い時代の飛行機なら離陸する瞬間が見えるデートスポットらしい。今はエンジン出力が高く、店の辺りへ来た飛行機は遙か上空を飛んでいます。店員さんにその飛行機が見える席を勧められたが、爺爺カップルには不向きですので一番奥にお願いした。
 数年に一度は旅にも誘っている彼に新しい車が入ったらまたどこかへ・・・とふってみたが後期高齢者の保険料が気になるのか、積極的な返答は無かった。どうせ、車は11月頃と聞いているので、その頃には保険料ショックも癒えているでしょう。ところで、友であるK君とはある業者仲間のクラブが一緒で、各社ではそれぞれ社内の地位があるのだろうがクラブでは皆平等ですので**ちゃんと呼び合うのが習慣です。いいオッシャンが「**ちゃん」とは滑稽ですね、それもいまだに言っていますのでおかしな爺爺カップルでしょう。

 友と飯 ぼやきの続きは 洒落た茶店

    店と不似合い 爺爺カップル  <偐山頭火