河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

先輩の墓参り

 大学の先輩であり、人生の師とも云える智麻呂さんのお墓参りに行ってきました。師は教会の牧師でもあり元教会員でつくる若草読書会の主宰者と云える存在です。智麻呂さんとして我がブログでも何度か紹介しています。その師が葬られているのがある教会の共同墓地で、羽曳野市にあります。天気予報では昨日は午後から晴れるとアナウンスされていましたので、本年最初の墓参としました。
 はびきの中央霊園にある共同墓地

 晴れ予想が見事に外れた曇天でしたが、最悪の雨や風は無しでまあ好条件と云える墓参でした。他家(?)の墓にはお供え等はしない主義なので、供花も半分程度枯れかかっているがお節介はせず墓参とゴミ拾いだけで帰途に。しかし序でにと愚妻からおおせつかっていた金剛山系の山麓バイパスを走り道の駅でリンゴを購入。青森産のリンゴを奈良で買う意味は特に無いのだが、吟味されたものしか並んでいないので安心を買うようなもの。大根等の野菜と一緒にいつものお姉さん達が車まで運んでくれます。
 道中の九品寺にて 収穫後の稲穂を丸太を中心に立てに組む今はあまり見ない風景

 バイパス沿いに九品寺一言主神社そして笛吹神社と並ぶ隠れた名所銀座ですが、大型バスが入らないので我々にとっては良い場所。しかしさらに周辺では過疎化が進む傾向にあります。
 笛吹神社

 愚僧はこの日笛吹神社境内で近くのコンビニで購入したおにぎりを買って、昼食としました。トイレも綺麗に整備されていて良い環境です。山麓バイパスから分かれ、斑鳩に向う當麻で当日と翌日用に五條に本社があるたなかの出店で柿の葉寿司を購入しました。近頃は海老や穴子などと品種も豊富だが、柿の葉寿司系の慣れ寿司は淡泊な鯖や少しおごって鯛程度に限ります。
 柿の葉寿司は鯖と鯛のみの組み合わせをオーダー

 さて、当日最後のミッションは斑鳩やすむら農園でイチゴ代金を支払うこと。年末年始の贈り物として数カ所に送っていただいていましたが、代金を支払っていなかったので、送られた側も消化しにくいのでは無かったかな。さらに自家のデザート用にとワンパック購入しましたが、これがえらいことを導く導火線になってしまい、嬉しい悲鳴です。
 斑鳩のやすむら農園のイチゴ 並程度ですが甘い

 某デパートでは桐の箱に入れて一つ千円ほどで売っていると云う味は、我が家の孫達にも知れ渡っていて、昨日夕食後冗談のつもりでKy君にイチゴを「食べるか」と云うと「もってこい」との仰せ。これに従って本日柿の葉寿司と共に摂州まで持って行ってきたと云うのが話の落ち。先輩の墓参り、お友達等への贈り物の代金支払いにはじまって孫の良いお爺さんになる・・・と云う次第でありました。
 イチゴ喰えば 奈良に名物 無きになく  <偐山頭火

 柿の葉を 喰えば奈良に 名物無くもなき <偐山頭火