河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

事の起こりはお姉ちゃん

 ここ数日愚妻の頭を悩ませ、愚僧まで引き込まれていたある「事件」が解決しました。 端から見ているとどうでも良いような事件ですが、当事者である婆さんや孫にとっては重大事とやらで、根本原因者たる婆さんは電車でデパートまで行ったり来たりの連続で、良いリハビリにもなったようです。
 お姉ちゃんの服がその起こり

 最近用事で隣町まで週に一度放課後通うようになったと聞いていた婆さん、そのNちゃんにお洋服をと近鉄百貨店から送るために出かけた。そこで気に入った(本人の希望の)洋服を見つけ送ったようです。そこまでにしておいて愚僧の土産、「551」の蓬莱だけ買って帰れば良いのに、弟のKy君のシャツをと結末を予想せずに適当に同梱したという。これがいけなかった、柄が新幹線です。
 その問題のシャツ

  Ky君届いたよ ありがとう 

  届いた三線の新幹線の絵柄が書かれたシャツを見たKy君、「これは伊勢のKz君のシャツだ」と言い張って聞かないとママからSOSです。なるほどKz君は大の電車好き、先月も「江ノ電」を乗りに行きましたし「近鉄」の電車イベントに参加したりしておりますので、Ky君にしたら「お婆さんKz君に送るのを間違えた」と考えるのは当然。いかし、はたと困ったのが婆さんこの事態を何と裁くか?
 そこで、Ky君の思い込みをそのままいただき。Ky君に彼好みのシャツを送ってこの事態を解決しようとするもの。そして、思惑通りになったとKy君のママから連絡が届いのが下の写真。勢州のママからも思わぬプレゼントが新幹線だと、Kz君大喜びとの連絡も届いています。
 こちらも好みのシャツにご満悦の小学校一年生です

 婆さんの思いやりで始まった今回の騒動でしたが、終わってみれば「三方良し」風の解決となりました。四方かもって陰の声・・・だって婆さんお陰で百貨店に再度行くことが出来ましたので。

 孫という 敵と戦う 老夫婦  <偐山頭火