河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

MTB散歩「伊丹から近松記念館」

 
 河内から大阪城の横をかすめて、淀川の赤川で渡河。この赤川木道は城東貨物線横に敷設された木道。誠に風情がある橋であります。近くの学生がランニングで走ってきた。
 ここから、新大阪を目指して走ると、駅北に「開かずの踏切」がある。例によって、雷鳥ディーゼル機関車等を何回も見送るか、飽きない。

 江の木や服部の商店街を西に向かうと阪神高速、平成豊中病院辺りでさらに西へ向かうと「伊丹スカイパーク」が見えてくる。飛行機の離発着と航空に関する展示もあるが、これはアベック向けの夜のデート用であろう。

 我々にはあまり関係ないと判断して、猪名川を渡り尼崎へ。塚口駅のやや南に「近松門左衛門の記念館とお墓が廣齋寺にある。福井県の武士として後大阪で義太夫作家となった近松の墓がこの地にある不思議さは払拭されなかったが、何かあるんだろう。この辺り一帯は、区画整理事業の残地か。公園として美味く整備されている。
 
 ここから名神高速の側道を東に走ります、何度か河川を渡り高架を渡ると「十三」が見えてきます、淀川の先には積水ハウス空中庭園のビルも見えてきました。この辺りで、帰り着いたと言う気持ちになりますが、行程の三分の一は残っています、午後からの南風は、いっそう足や股関節には堪えますが、ビルを上手くく風よけに使いつつ大阪城の京橋口まで。
 
 ここで、同僚の「不動の湯」で筋肉をほぐしませんかという提案。先輩思いのこの一言、嬉しいですね、早速賛同することにしました。午後2時過ぎ、未だ早い時間ですが沢山の風呂好き、温泉好きに混じ往復75キロの旅の疲れを癒すには十分なスペースと湯量でありました。
 
 ○伊丹空港にて
   離発機が 春風に舞う 空の岸 園田の先に 眠る近松
 
 写真:赤川橋梁、新大阪あかずのふみきり,伊丹スカイパーク、
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近松記念公園と門左衛門像 近松門左衛門の墓


 のち、午後からの南風に翻弄されながら自宅までたどり着きました。