吹上温泉では少し神妙な気分になりつつ、新鮮な海の幸や地酒「宝山」の様々な焼酎を楽しみました。さて、六日目は少し観光を織り込んだ日程とします。先ずは、薩摩焼きの窯元です。
薩摩焼きの工芸家が中心となって開設しているのが、「美山陶遊館」です。当代沈壽官さんの工房もある美山地区で若手作家が中心となって、運営している展示・販売施設です。希望すれば、手作りが出来るという観光番組でよく見るあれもあります。
次ぎに訪れた出水は「ツル」の営巣地として有名ですが、今ではそれが返って鳥インフル等が発生した場合に、集団感染の原因となるので分散化を図っているようです。人の思惑通りにならないのが、自然というものですね。我々はツルには興味がないので、武家屋敷群へ。出水の武家屋敷は知覧と比べ、一戸あたりの面積が大きく五百坪以上が殆どだというので、歩いて全容を見るのはきついようです。我々は税所家という、財務担当を勤めるた方のお屋敷のみ拝見した。
温泉も、一つくらいはということで「紫尾温泉」というガイド本などには載らない「地元湯」を目指して山中へ。ここも、温泉博士のお世話になりました。道中難儀しましたが、素晴らしい泉質には大満足。地元のおじさん達のお話しにも混ぜてもらいましたが、農繁期を控えても休養期があるようで、その様な時間を楽しんでいるとか。
さて、今宵の宿妙見石原荘を目指して出立です。途中「嘉例川駅」というこれも旅番組や鉄っちゃん番組のスターにも出会います。
写真:出水武家屋敷(税所家)、紫尾温泉「しび荘」内湯、温泉博士、嘉例 川駅
鴟尾温泉にて
○分け入って 分け入って 硫黄臭