河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

肥後熊本「山鹿温泉への旅 いよいよ本番に」

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 さて竹原からは九州を目指しました。まずは、大宰府ですが、これは既に掲載したので詳細は省きます。菅原道真山上憶良そして大伴旅人など今も歴史と万葉集を語る上ではなくてならない人々の活躍の場に立てたと言う感慨深い思い出となりました。

 次に高速で向かったのが山鹿温泉さくら湯です。何度もご案内の通り、先月再建されたさくら湯は、写真でごらんの通り、シックな建物。出来るだけ往時を再現したそうで、逆に現代的では無い一面も。たとえば、浴槽も堀込式ですので、足の極めて不自由な障害者の為の特別な対応はなされていません。これも一つの見識だと思います。

 お湯は、誠にきめ細やかで癖がありません。私好みの泉質です。何時間でも入っていられるが、そうも行きませんので宿でありますかんぽの宿山鹿へ向かうことに。ここは、昨年お邪魔した「眺山庭」のお隣です。値段から決めてかかると、同じような条件になると・・独り合点。

 ここも、昨日同様地域のヘルスセンターのようなもの。日帰り利用に加えて老人会の忘年会もなさっており、存在感がありました。お風呂は、温泉と名乗りますが循環の加温でありますが、そんなことどうでも良いという雰囲気です。翌朝、再びさくらの湯の人となりました。受付のおばさんに、斯様な良い風呂があるのに何故地域の人は、日帰りでかんぽに行かれるのかとお尋ねしたら「駐車場と露天風呂」とのことでありました。分かるような気がいたしました。

 写真:さくら湯正面、お湯のモニュメント、チラシより内部案内

 山鹿温泉にて
 殿様が 作ったお湯を 民が再建  <偐山頭火