河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

肥後熊本「山鹿温泉への旅 武雄温泉へ」

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 次に向かったのが佐賀県の武雄温泉です。ここも数年前から気に掛かってはいたのですが、鹿児島県を中心とする九州散策のルートから少し外れている関係から、縁が無かったところでした。そこで今回縁を結ぶこととしました。

 山鹿を出てしばらくすると「平山温泉」の看板が見えます。此処はブログ友のMさんからお勧めていただいている温泉ですが、今回は先を急ぐため断腸の思いで断念しました。また機会があるでしょう。佐賀に行くなら唐津または呼子の烏賊と決めていましたので、先ずは唐津へ急ぎます。唐津のシンボル唐津城モンサンミッシェルとも見える、海に突き出たお城です。何を守ったかよく分からない構造ですが、足跡を残そうと一周グルリとしました。近くの食堂で戴いた烏賊は絶品で安かった。

 さあ、武雄を目指して急ぎます。唐津からは感覚的にバックする感じですが、大凡1時間ほどで到着。武雄温泉はあの夢にまで見た楼門ですが、東京駅を設計した同一人物が設計したと言います。釘を一本も使用せずに造られているそうで、国指定の重要文化財です。が、何故温泉に楼門なのかは意味不明です。この楼門には風呂では無くその左脇と右奥等に、大衆風呂、家族風呂、サウナ風呂等々が配置されています。希望すれば素泊まりも出来るようですが、今回はパス。泉質はアルカリ単純泉で私好みのさっぱりした温泉です。源泉に近い45度とやや冷ましたぬる湯が並んでいて、交互に入ると良いようです。かつて神功皇后、少し飛んで伊達政宗宮本武蔵シーボルトも楽しんだと説明書にあります。

 さて、宿は武雄センチュリーホテルとしていました。中心市街地から車で約十分程の場所ですが、なんとも見事な借景庭園が名物です。しかし、この庭が人工地盤の上に立っていると言うから更に不思議な庭でありました。この庭を眺めながら会席料理を戴き、地元のお酒で酔いが回って夢の中となりました。楼門の風呂と言い、人工地盤上の借景庭園と言い唐津は不思議な構造物の街でありました。

 写真:唐津城、武雄温泉楼門、楼門亭(サウナと素泊り施設)、?、武雄センチュリーホテル正面

 *?さて何の焼き印でしょうか、お分かりに方はコメントに

 武雄温泉にて
 楼門を くぐって入る 武雄の湯 シーボルトとも 風呂友だ  <偐山頭火>