河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

南紀白浜「かんぽの宿白浜と龍神から高野山に秋を求めて」

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 久しぶりの温泉行を白浜としました。宿はいつものかんぽの宿ですが、白浜は初見です。湯崎のまだ先三段壁近くに立地していますが、部屋からの眺望はあまりよくありません。白浜では無いですが、少し手前の東急ハーベスト田辺の眺望が、私としては最高でした。

 さて、海南辺りの有間皇子の史跡等がある藤白神社へ再行したりしつつ白浜へ向かいます。高速の人となると、時間は早いのですが返ってやることが無くなり時間をもてあますので、最近はこのパターンが多いようです。高齢化の顕れでもあります。

 かんぽの宿白浜は、湯崎の温泉を引泉していると言うことで、新鮮なお湯が惜しげも無く注がれています。これを見るなり、今回は外湯へ行くことを止めることにしました。帰るまで4回は入湯しました。

 料理には落ちが付きました。私は案内された席で前に出される料理を食べていましたが、支配人が転がるようにして席まで。申し訳ありません、オーダー頂いている料理と違うものを出してしまいました・・・・。本人はいい加減なもので、「そうですか」。「本来の料理にいまから変えます」「いや、面倒だからこれで良い」。暫くして、お詫びですと石焼きステーキが届きました。「これで良い」です。

 なお、帰路は龍神スカイラインから高野山をドライブ。海抜が上がって行くに従って、紅葉から冬山へと変化して行く様が楽しめました。雨は仕方が無いですね。

 写真:有間皇子墓、かんぽの宿、外湯、土産はかどやの「うすかわ饅頭」

 <本歌>
 家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る 
                            有間皇子

 <本歌取り
 ほんとなら 伊勢エビが付く かんぽでは 牛にしあれば 焼き石に盛る
                            偐山頭火