河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「夏の第三のスタミナ食」

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 近年値段の高騰が話題になる鰻は、夏のスタミナ食では一番の人気でしょうか。たっぷりのタレに厚みのある蒲焼きがのった鰻重など、想像しているだけでスタミナが付きそうです。私の和歌の師匠偐家持氏曰く、鰻は万葉集にも出てくると言います。武奈伎(むなぎ)、がウナギのことらしい。

 さて、我が家では保存のきく夏バテ対策食として「鮒寿し」をこの時期に購入します。琵琶湖産の似五郎鮒をお米で二年間漬け込んだ、馴れ寿しです。独特の味と匂いがあるところから、三大珍味とか、癖があるとかずばり「くさい」と様々な評価を頂いている。乳酸発酵臭ですので、好み次第では良い香りです。我が家では、後者を選択しています。

 切り身はお酒のつまみ、発酵したお米と切り身を使ったおすましなども良いものです。しかし、乳酸菌たっぷりの寿司米を朝食の茶粥に混ぜ込んで食べるのが、毎日の定番です。ヤクルト400と比べて、何億個の乳酸菌などと言う比較は出来ませんが、お腹には大変宜しいと思っています。

 最近有名になったのか、週刊誌のお取り寄せコーナーにも名を見ることがある、湖里庵又は魚治で希望する料金を伝えると、送ってくれる。ウナギでも無い、ホルモンでも無い第三のスタミナ食をお捜しの貴方にお勧めです。ビギナー向けには、癖を少なくしたお茶漬けの素もあります。

 写真:鮒寿し切り身

 スタミナ切れ
 梅雨が明け スタミナ源だ 鮒鰻   <偐山頭火>