先日の花山温泉の帰りに購入予定でありました、中将餅を求めて二上山麓まで出かけてきました。車にバイクを積んで、少し走りたいという希望もあってのことです。二上山の麓にある道の駅に駐車してバイクを下ろします。
當麻寺に至る参道の道筋には、葛城市相撲館「けはや座」があります。館内には本場所で使われるのと同じ土俵がつくられており、『けはや物語』という独自のミニ映画が上映されている。すぐ近くに相撲の開祖・当麻蹴速の塚がある。
野見宿禰と当麻蹴速との相撲が日本で最初の相撲と云われ、両者は奈良県桜井市の穴師坐兵主神社の摂社、相撲神社に祀られている。この勝負で勝ったのは野見宿禰、負けた当麻蹴速はこの勝負で死ぬ。勝った野見宿禰も、故郷の出雲へ帰る途中、龍野で亡くなる。
更に道を下ると当麻寺駅、この駅前にあるのが中将堂本舗で「中将餅」のみ販売している。中将姫とお餅の関係は、チラシ参照と云うことでお願いします。よもぎ餅と餡でボタンの花びらを形取ったと云うから、當麻寺と隣接する石光寺も販売に一役買っているようです。
写真:二上山、蹴速塚(この脇にけはや座)、中将堂本舗、中将餅、ちらし