河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「能 葵上鑑賞」

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 古くからの知人で薬剤師、お薬屋さんを経営するご婦人の招待で、大槻能楽堂に。「演能のご案内」には、「毎回最後と云いつつ、本当に今回が最後のお能になりそうです」と記されていました。

 O大学薬学部卒業と履歴にはありますが、ご本人によると「能楽」部卒業とか。以来家業を守りつつ、趣味としての芸の鍛錬に精進してこられた。私の病が切っ掛けでも無いと、お知り合いになれなかったお一人です。良いご縁を作ってくれた病であります。

 さて、演目は「葵上」という。家人に云わせると、似た話が歌舞伎にもあるとか。世阿弥作、題材は源氏物語光源氏正室が病に冒される。その病とは、正室に侮辱された六条御息所が恨みを晴らそうとしている。

 子細は、貼り付けをご覧下さい。交響楽でもフルオーケストラというが、これが能に当てはまると云えば、今回の出演者数と云い衣装はそれに近い。余りに多くの出演者に、確認を取ることも出来ず、また舞台に引き込まれたせいもあって写真はありません。

 良い気分になって、帰路では「西松屋」へ寄り、最近よく来てくれる息子の子の自宅内でのゆりかごを買い求めて来ました。赤ちゃん用品店に入るのは、40年ぶり。もっとも、斯様な専門店は無かったかな。

 写真:大槻能楽堂、館内、ゆりかご

 能
 能の舞 板と廊下で 無限劇  <偽山頭火