河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「墓参の帰りに出会う実動旧車」

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 何時もの月初の墓参では無いのですが、槇の水でも入れ替えようと墓参に参りました。その帰路に見付けたのが写真の車です。パブリカ800という40数年ほど前に私も乗っていた車です。

 勿論、所有者は親父で、それまでは軽四でしたが初めて買った普通車でした。塗色は白色でした。余り懐かしくなってバイクを降りて写真を撮ったり、車内を見たり。空冷水平対向二気筒というエンジンと、羽根のような軽い車体でそこそこ走りました。FRと二気筒という所を目を瞑ると、あのポルシェと同じですな。やっと普通免許が取れる年になり、親父の目を盗んではよく走り回っていました。

 以前自動車博物館でも見ましたが、実動では無く展示物でしたが、これは動くそうです。確か、40万代だった車も月日が経つと120万とは驚きですが、レストア代が含まれているとか。

 親父のお墓参りの帰りだけに、何かの縁を感じる所あります。

 写真:パブリカ800

 パブリカ
 青春の 我がポルシェ ほろ苦い  <偐山頭火

 追伸
 もう売れたかと思っていたパブリカ、正面から奥の展示場に移っていました。主人に断って見学させてもらいました。主に高級外車のレストア専門店だどうです。が、もう一台赤のコンバーチブルのスポーツというパブリカもありました。ワンオーナーだそうで状態は非常に良いです。その奥はブルーバードP510でしょうか、尻の下がったタイプです。他は手も足も出ように無い高級車ばかりでした。また見に来てくださいと云って頂けました。