河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「川を渡る歩道橋」

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 いつもの銀輪リハビリ、湯治では無く冬至編は少し北方面へ。親父の墓参りが基点になっているわけでは無いのですが、北向けばそこにお墓が在るという設定にて、お墓参りから。続いてギャラリーのように覗いている外車屋さんでは、ルパン三世でもお馴染みのシトロエン2CVにご対面です。以前ご紹介したパブリカ800のベース車ですが、未だに健在すると云うことは丈夫なのでしょうか希少性なのか。

 中央環状線を真っ直ぐに走るというのは、自転車や歩行者には無理と云うことを思い知らされるのが長田交差点です。迂回しなくてはならないのなら、一筋西を走ることに。やがて徳庵に出で、片町線を渡り寝屋川沿いに出ます。文楽や歌舞伎で有名な野崎参りの道筋です。今では船頭と喧嘩のやり取りなど出来無い、無粋なコンクリート製の堤が築かれています。

 その堤が今回の表題の解であります今津諸口橋です。大阪市道と寝屋川を跨ぎ、東大阪市側までの歩道橋です。最初は川を船が通りやすいように高いのかと考えましたが、実は市道を走るトラックの障害にならないように高所に架けられています。自転車では数回折り返さねばピークに達しません。橋の上からは生駒山が大きく見えます。逆もしかり。

 ここで寝屋川を渡り、少し先に「絹笠」の出店がありますので、昼食用にとん蝶を購入してここまででリハビリ行の往路とします。店から反転して真っ直ぐ走りますと、片町線でブロックされます。放出駅と徳庵駅の間は踏切が極端に少ない区間です。しかし、先ほどの歩道橋程目立たないのですが、秘密の地下通路があります。調べましたが、名前も無く地図にも記載がありません。大坂城の抜け穴ならぬ、「徳庵の抜け穴」とでも仮称しましょう。抜け穴をくぐり、第二寝屋川を渡り暫くし黒猫が出迎えてくれると、我がキャンパスが近づきます。今日は日の暮れが早いとか急ぎましょう。

 写真:シトロエン、今津諸口橋と東向きに、徳庵の抜け穴二題、黒猫

 冬至
 猫迎え 小春ひよりか 冬至行 <偐山頭火>