預かっていた娘とその子を半日旦那さんに預けて、女房は日帰り、私は二連泊で上記の旅に出かけました。醒ヶ井も関ヶ原も中山道沿いの宿場町です。関ヶ原は美濃国不破郡にあって、壬申の乱と関ヶ原の戦いという日本内戦史上最大級の戦があった場所として有名です。
昨年九月には関ヶ原の戦いについてレポートしておりますので、今回は壬申の乱についていくつか見物してきました。と、云いましても町立資料館を訪ねただけです。少し足を伸ばせば、土塁跡も観ることが出来るようです。資料館の横にある社では、壬申の乱と関ヶ原の戦の兵士の供養をすると案内がありました。
次に向かったのが醒ヶ井、道順から云うと醒ヶ井が先なのだが、例のナビと私の勘違いから逆となりました。愛嬌ですかな。醒ヶ井は地形としては、名神高速沿いにあって、高速から湧き水が出てくるような錯覚になります。地蔵川には「水中花」とも云われる、梅花藻のシーズンの終わり、代わりに彼岸花が美しく咲いておりました。
ここでも、湧水を屋敷内に引き込んで食器洗いなどに利用されていました。琵琶湖岸ではよく見かける景色ですが、自然と仲良く、自然を大切にしてこられた様子がよく分かります。醒ヶ井駅から醒ヶ井東交差点あたりまで、約二キロほどの宿場町見学を楽しんで、次の湖北の菅浦へ高速の人となります。